こんにちは。
吉岡です。
すきやきシリーズ第11弾!
すきやきには欠かせない卵。甘辛い味付けをした牛肉に卵をからめて食べると最強の組み合わせですよね。
卵はわたしたちの体に必要不可欠な栄養素がたくさん含まれています。
なんだか体によさそうだとは認識していても、具体的になにが体にいいのかご存知でしょうか。
元気の源は卵にあり! ビタミンCと食物繊維以外を含んだ完全栄養食品
1.疲れ知らずの体に
完全栄養食品と言われている卵は、骨格をつくるカルシウム、リン、全身の細胞をつくる脂質類とたんぱく質が豊富です。
たんぱく質は20種類のアミノ酸でできています。
そのなかでも、わたしたちの体に必要不可欠な8種類のアミノ酸(必須アミノ酸)は食べることでしか摂取できない栄養素です。
卵には、この必須アミノ酸がバランスよく含まれており、免疫力アップを助けてくれます。
アミノ酸のバランスを数値化したアミノ酸スコアは、なんと100点満点です。そのほかにも卵には質のいいアミノ酸がたくさん含まれています。
また、アミノ酸には疲労回復や筋肉を強化する働きがあります。
体調を崩しやすい寒い季節には、意識して卵を多めに食べて元気になりましょう。
2.卵を食べるといい理由
①太りにくい体質に
たんぱく質を摂ると食欲を抑えるレプチンが分泌されやすくなり、おなかがすいたときにシグナルを出すグレリンというホルモンの働きを抑制します。
卵を食べると食欲が抑えられるうえに、低カロリー。健康的なダイエット効果が期待できます。
②記憶力がよくなる
卵のコリンという成分にはミネラルが豊富に含まれており、記憶力を高めるアセチルコリンを作る材料になります。
卵を毎日摂ることで、脳細胞同士のコミュニケーションが高まり、脳が活性化するので記憶力アップが期待できます。
③美肌を保ってくれる
女性にとってシミ、ソバカスの大敵である紫外線。
卵黄に含まれるビタミンの一種ビオチンは糖質、脂質、たんぱく質の代謝を助け、健康な細胞を作り、肌や皮膚の再生力を高めてくれます。
脳を活性化させるコリンは、肌のハリの元になるエラスチンコラーゲンを修復するビタミンB群を作ります。
こんなに肌にいい成分が豊富に含まれていて、卵って優秀ですね。
次回は、しいたけについてご紹介します。
【参考URL】
たまごの栄養成分。それらを効率よく取得するための調理法とは?
http://www.fujinoyaweb.co.jp/column/265